【2022年08月04日】
Google検索したときに「これって元ネタはそもそもどこから?」と思った方のために。
- Krisinformation (クリースインフォマフーン)は防衛庁管轄のホームページで、各種緊急警報を英語とスウェーデン語でチェックすることができます。スウェーデン語の案内は”På svenska”をクリックします。
英語で読みたいときは、下記公式ホームページを開いてから右上の”English”の文字をクリックしてください。
https://www.krisinformation.se/
2. SMHIはSwedish Meteorological and Hydrological Institute (スウェーデン気象・水分研究所)の略で、気象情報の公的機関です。メニュー画面→Weatherをクリックするとスウェーデン全体及び各地域の気象警報などが英語で調べられます。
https://www.smhi.se/en
3. klart.se は、普段使いのお天気情報ウェブサイトとしてはきっと最も便利。英語画面がありませんが、検索画面に地名を入れることでストックホルム市内以外の地元のお天気情報も一日単位、一時間単位で調べられます。一年を通じて注意報・警報の内容や、花粉の時期には花粉情報も掲載されます。
【公式ホームページ】
https://www.klart.se/
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ストックホルムの天気予報の肌感覚での印象は「だいたい一週間先くらいまでしかあたらない」です。そして「なんじゃこの気象マークは、晴れ、曇、雨がひとつになってる」と思ったとしても実はそれは正解に近かったりしまして、実際、晴れ、曇、雨が連続技で来るのです。一年で最も天気の移り変わりが激しいのは季節の移り目の4月ごろであまりに天気の移り変わりが激しいため、スウェーデン語には「4月天気(Aprilväder)」という特別な名前がつけられているほどです。雷、雨、みぞれ、雹(ひょう)、晴天、曇り、暴風雨などが一日で来るような天気が何日も続くこともよくあります。年間を通じても、だいたい毎年同じくらいの温度などということはほぼありません。ある年は3月後半でもメーラレン湖が凍っていて水上散歩ができたかと思えば、すっかり氷がとけている年もあります。最低気温がマイナス20度の冬もあれば、クリスマスに気温がプラスで雪が積もらずホワイトクリスマスならぬ”グリーンクリスマス”の時もあります。大事なのは天気に合わせて臨機応変に服装を変えること。スウェーデン語には「悪い天気などない、服装があっていないだけだ」ということわざがあります。短期滞在の場合はこちらで服を買うと高いのと日本に持って帰ってもたくさん使える機会があるとは限りませんので、日本にいる時にあらかじめ上記ウェブサイトで天候をチェックして、どんな天気でも大丈夫そうな事前準備をあらかじめ日本でしてから渡航するのがおすすめです。個人的には、8月後半くらいからすでに日本の冬用ジャケットを使いはじめることが多いです(寒い時はそもそも夏らしい日がない年もありますが…)。冬にストックホルムにいらっしゃる方は、こちらでの気象情報がマイナスの場合はジャンパーなどの洋服だけでなく厚めの毛糸の帽子や雪に濡れても大丈夫な手袋も持参するなど小さな工夫も忘れずに。
【関連ホームページ】